「東　明彦（あずま　あきひこ）。6月10日生まれです。この日は時の日らしいですね。
年齢は27歳、星座は双子座、血液型はRh+A型です。」

「学生からは先生って呼ばれますけどねー（笑）　あ、僕は講師なのでわざわざ『東講師』と呼んでくれる子もいますね。これはこれで新鮮です。
あとは…誰がつけたんでしょうねえ、一部では『明けぬ射手』って呼ぶ人もいるみたいですよ。…まったく皮肉ですよね。名前とは正反対の通り名ですから（苦笑）」

「え？　ええと、その…人間、です。」

「身長は179cm、体重は66kg…靴は、27.5cm。
視力は…今は詳しくは分かりませんが、あまり良くないですね。眼鏡をかけています。」

「髪の色…僕は生粋の日本人なんですけど、髪の色が少し茶っけているんですよね。学生から染めているのか、ってよく聞かれます。
肌は…色白とか色黒ってことですか？　なら、割と白い方だと思います。ちょっと日に当たると、すぐ赤くなっちゃうんですよ。真夏になると日焼け止めを塗っているくらいです。
瞳の色は、どちらも茶色です。髪以外は平均的な日本人だと思いますけど。」

「えっ？！　…し、知ってどうするんですか？
どうしても必要なら、測りますけど…」

「えーと、口調ですか。いざそう言われると難しいですね。…まあ、今話しているような口調だと思ってくれていいと思います。
一人称は僕、二人称は君もしくはあなた、ですかね」

「大学講師です。常に2、3校掛け持ちしています。専門が経済なので、その類の教科を担当しています。」

「ああ、ええと…たまに、レジ打ちとか、普通のアルバイトもしますね。…経済的に芳しくないので…。
UGNから協力を要請されれば手伝う事もあります、けど。」

「…えーと。まあ、標準ではないでしょうか。
でも、そんなにいい生活というわけでもないですよ。ちょっと…母の入院費などありますので。」

「母がいます。…入院、していますが。父は、事故で亡くなりました。
ですので実質は一人暮らしに近いですね。」

（検討中）

「元々僕の両親は借金があって、小さい頃はとても貧しかったですね。だから不幸せ、ということは決してなかったですけど。
高校生のときに病気になりましてね、手術が成功する可能性は30％と言われたのですが、運良く成功しまして。でもその手術に沢山お金がかかってしまって…もう、一家心中寸前くらいの経済状態だったと思いますよ、子供から見ても。
でもその後、いったいどういうルートなのか知りませんがUGNから協力の要請がありましてね。
…その際にそれまでのものも含めて借金は全て返済しましたよ。
その後は奨学金で大学院まで行きました。現在は大学で講師をしています。」

「趣味は読書です。無趣味の代表のように言われがちですが、本当に好きなんですよ。読むジャンルはてんでバラバラですけどね。毎週末に図書館へ行っています。
特技は…雑学なら自信がありますよ。それから、経済に関する事だったら大体お答えできると思います。」

「それはオーヴァードとしての能力、の事でしょうか…。（ちょっと考えて）
……血弾を、打てます。
…指先から出るのですが、これは自分でも未だに不思議ですね。大体、用後には指先が血まみれなので、爪の掃除が大変なんですよ。血圧も下がりますしねぇ…（苦笑）」

「えーと、人からはよく言われるんですが、のんびりしているらしいです。あれ、これって長所ではないですかね？」

「どうも物事を悪い方向へ考えてしまう癖があって…いつも友人に注意されています。いけないとは分かっているんですけどね、どうも…」

「強いていえば前者でしょうね。力には自信がないです。」

（笑って）
「昔病気をして以来、貧血なんですよ。それから血圧も低いですし。いつも鉄剤やサプリメントを飲んでいます。健康になろうという努力はしているんですが、なかなか。
お金では簡単に買えないものの一つですよね。」

「あまり量は沢山食べられないですね。学生時代の同級生に会う度に怒られてますよ、もっと食べろって。味は、薄味のほうが好みですかね。不味いよりは美味しいものの方が勿論いいですが、常識の範囲内だと思います。」

「これと言って特にはないのですが、レバーは良く食べます。貧血気味なもので…。
それからチョコレートや飴もよく食べますね。食事の後に甘いものを食べないと、血液が胃のほうに行ってしまって頭が動かないんです。」

「これも特にはないのですが、単価が高そうな料理は気が引けてしまって食べた気にならないですねえ。この間、教授に回らない寿司屋に連れて行かれて困ってしまいましたよ（笑）」

「いえ、あまり強い方ではないですね。たしなむ程度です。」

「家族旅行の写真…かな。近くを歩いていた人に撮ってもらったやつです。」

「マイブームというのかどうかは分かりませんが、最近はSF小説をよく読みますね。マイナーだけど、ロシアが多めかな。面白いですよ。」

「彼女とかはいないです。（苦笑）
好意という意味でしたら、沢山いますよ。両親もそうですし、友人もそうですし。授業をまじめに聞いてくれる学生も好きですねー（笑）
嫌いな人というのは、基本的にいませんね。…僕に嫌悪感を持たないでいてくれるなら、それで充分です。」

「自分をいい方向へ持っていこうとか、高めようとする姿勢の人は好感が持てますね。紙一重な節もありますが、その辺りを踏まえている人なら尚更です。
あと、元気がいい人とか。見ているだけなのに、こちらも元気にしてくれる人っていますよね。そういう人が、好きです。」

「人の事を見下すような態度を取る人は好きではないですね。それから、自分と違うものを認めない人は…苦手です。」

「父です。きっと、一生かかっても父には敵わないと思います。
…ああ、それから僕が教えている大学の学生で、特許を取得した子がいましたね。以前は経済的に苦労していたみたいですが…凄いエネルギーですよね。僕も見習わないといけないですね。」

「いえ、いません…と思うのですが。」

「特にペットと呼べるようなものはいません。きっと、いても僕じゃ育てられないでしょうし…小動物は好きですけど、苦手なんですよね。ちょっと血が出ると、危ないですからね。」

「あまり考えた事はなかったなあ。猫とか、割と好きかもしれないですね。」

「人間…は動物なんでしょうかね？　この場合は。
まあ、これも特に考えた事があるわけではないので、特にはいません。」

「色ですか？　白とか…黒かな。決して他の色に染まらない色ですよね。
…あ、白はそんなこともないですかねぇ。朱に交われば赤くなる、と言いますしね（笑）」

「赤かな。嫌いというほどではないとは思うんですが、自分で選んで買ったり身に付けたり、ということはしないです。」

「う〜ん、基本的に物に対してあまり執着がないので、なんとも。
愛用という程ではないと思いますが、強いて言えば学生時代から使っているブックバンドとかかな？　そろそろ擦り切れそうですけど、ね。」

「…武器？
いや、特にありませんね。まあ、学生にとっては僕が出す単位とかでしょうかねー（笑）」

「ありません。が、冬はジャケットの下にベストを着てます。大学の講義室は寒くって…。あ、これは防寒着か。」

「嫌いではありませんが、進んで身に付けようとは思わないですね。」

「あー…。そうかもしれないですね。僕は缶ジュース買うよりは水筒持ち歩くタイプですよ、きっと（笑）」

「特にありません。でも経済の研究を続けていく上では、ある程度はあった方がいいですけどね。」

「…ああ、ご多分に漏れず正義の味方ですよ。弱きを助け強きをくじくというアレです。…夢って、いいですよね。」

「目標って言ってもいいのかな？　畳の上で死にたいです。
あー…、本当に直に畳の上で死ぬんじゃなくて、畳の上に引いた布団の中で、が正確なところでしょうか。」

「うーん…健康、かなー（笑）」

「そうですね…あります、ね…。
……小学生のとき、目覚し時計の構造を調べようとして分解したあと元に戻せなくなった事があります。これってやっぱり、器物破損罪ですよね？」

「いえ、ありません。」

「幸い人脈には恵まれています。親友…は、どうでしょうね。相手が僕の事をどう思っているか、わかりませんから。」

「僕の周りの人たちは、いい人ばかりですよ。ずっと、このままでいられればいいのですけどね。」

「明らかにその他大勢でしょうねー（笑）」

「人気があるというか…。どうにも僕は貧血と低血圧でヨレヨレになっていることが多いので、皆さん気にかけては下さいますけど…。それは人気とはいわないでしょうしねぇ。どうなのかな？」

「僕は平気です。貴方は大丈夫ですか？
…もうちょっとだけ、お付き合いくださいね。」

「これは明らかに前者ですね。
講師室の合言葉に、『窓閉めて、電源切って鍵かけて』っていうのがあるんですが…最近、それが講師達の間では『窓閉めて、電源切ったら東を確認、鍵かける』になってましてねー（笑）　あんまり頻繁に僕が貧血で倒れるもんですから、そんな事になっていたりしないかどうか確認してから鍵をかけよう、ってことらしいんです。本当に、申し訳ないです…」

「のんびり、とはよく言われるんですけど…。どうでしょうね？
それともちょっと情けないとも思われているのかなー（笑）…その程度であるなら、いいんですけどね。」

「…少なくとも、僕は人を信じる事にしています。決め付けるのは、誉められた事ではありませんから。」

「ハハ…。
センスがいいわけでもないし、何ができるわけでもないし。…駄目ですね。」

「必要なら、つきます。上手いかどうかは、ちょっと分かりかねますが。」

「うーん…、そうですね、嬉しいときはすぐ顔の筋肉が緩むので、わかりやすいと言われますね。」

「ない、というか持っていないつもりですけども…
…ある意味では、僕自身が偏見の固まりなのかもしれないですね…。」

「良くない、とは思います。
…分かり合える程度の溝なら、埋めるべきです。でも、分かり合えないことも…あると、思いますよ。」

「ボケる方、ですね。いつも友達に『ボケるのも大概にしろ』って注意されてますよ（笑）」

「考える時に口元を手で隠す癖があるみたいですね。自分では意識していないんですが…。あと、苛立つと左手の甲を右手の指でとんとんと叩く癖もありますね。これは座っているときにやってしまうんです。自分で気がついた時には止めるようにはしているのですが。
…あ〜、それから、話し出すまでによく、『あー』って言っちゃうんですけど…これは、口癖ですかね？」

「自分でできる範囲の仕事しか引き受けない事にはしているんですが…できる範囲で持つ事にしてます。」

「どうも自分の事に対してだけは悲観的になるみたいで、よく友人から注意されますよ。…でも、それって、自分の力量を知っているからこそだと思うんですけどね。」

「いいえ。…パーティとか、連れて行かないほうがいいタイプの人間ですよ、僕は（笑）一人のほうが、気が楽ですしね。」

「はい。軽い皮肉程度なら、好きですよ。」

「それはないですね。できることなら話し合いで全て解決した方がいいと思いますし。実のところ、暴力は…嫌いです。」

「そうですねー、分からない事などは分かるまで調べたりしますね。まあ、そういう事をしてもいい対象に対してのみですけども。人のプライバシーなどに関しては、わきまえているつもりですよ。」

「…う〜ん、なるべく言動に気をつけるようにはしているのですが、しばしば。
まあ、墓穴を掘ってしまうような事は、僕にとってそれはどうしてもというものではないんでしょうね、恐らくは。」

「見ている分には、好きです。…参加となると…そういうの、苦手なんですが。」

「内容によりますね。
人に迷惑をかけたり、嫌な思いをさせるようなことはしない事にしています。…あ、これって当然ですね。」

「一度引き受けた事は最後までやるをモットーにしてます。…まあ、自分の体調いかんというのもありますけど（笑）」

「スイカと天ぷらは一緒に食べません。
…昔、一緒に食べたら大変な事になったんですよ〜（笑）」

「…いられるように、努力します。理性があるからこそ、人間ですから。」

「病院、苦手なんですよ。昔入院したときの事とか、色々と思い出すので。…母が入院しているのでいつも見舞いに行きますが、まだ、慣れませんね。」

「そうですね…ちょっと、劣等感が強いかもしれないですね。
人は人、僕は僕なので、比べても仕方がないとは思っているのですが。」

「いやー、それはないと思いますよ。
貧血っていうところは昔の少女漫画に出てくる繊細な主人公みたいですけど、男じゃねえ（笑）」

「えーと。人と話すのは好きなのですが、自分が話をするのはあまり得意ではないので、言った事はありません。」

「面白みのある性格とは言えないですよねー…。もうちょっと人当たりがよくなるといいのですが。一応、努力はしているつもりなのですけどね。」

「うーん。敵に攻撃された際に吹っ飛ばされて、吹き抜けの5階から3階まで落ちた事がありますよ。ほら、デパートとかだと空中にオブジェとかぶら下がってるじゃないですか？あれにひっかっかって止まったんですけどね。…それだけならまだしも、それを見ていた高校生の女の子がいましてねぇ…。あれはびっくりさせちゃっただろうなあ。」

「何年か前の話ですが、その年初回の講義でくらくらしてしまって…黒板にミミズがのたくったような字を書いてしまったことがあります。あの年の履修者がいつもより少なかったの、やっぱりあれが原因なのでしょうねえ…（笑）」

「物凄く真面目に授業を受けてくれていた学生が、実は僕のその授業を履修登録していなかった事があって…。あれはショックでしたねー（笑）
後から聞いたら、履修登録に失敗したと言っていました。最近は科目の履修、機械で処理するんですよね。番号を書き間違えたり、登録しようとした科目の授業時間が重複していたりするとエラーになって登録できないんですよ。
でも、次の年にきちんと登録してまた授業にも出てくれました。」

「そうですね、どうして本を読んでいると眠くなるんでしょうねえ（笑）
読書は好きなんですけど…条件反射みたいなものでしょうか？　よく読みながら寝てしまいます。」

「特別？　いえ、ありません。
車の免許は持ってはいますけど…車には乗りませんから。」

「いやあ、それがどうも逃げ送れるタイプらしいんですよ、僕。
避難訓練とか、いつも一番最後でしたよ。出席番号は前の方なのにね（苦笑）」

「…死にかけた…それ、難しい質問ですね。
（実際死んだことなら、何度もあるんだけどなあ）」

「そうですね、お世話になっている教授はコネではないですしねえ…。特に、ありません。」

「あまり好きではありませんが、嫌いというわけでもないですね。
宝くじはたまに買いますよ。当たれ〜、当たれ〜って念じながら。…今まで5千円くらいしか当たった事ないですけどね（笑）」

「まあ、人並みでしょうかね。特にずば抜けていいわけではないと思いますけど。」

「オンチというか…流行ものとかは、サッパリ分からないですねえ。
学生によく教わっていますよ、人気のある歌手とか、ファッションとか。感心しきりです。」

「うーん、寒いの、かな。
暑いといくら脱いでも暑いですけど、寒いのは着ればいいですから。
…あ、でも、冬服は高いんだよなあ…」

「講義に行ってる大学の裏庭、かな。木が植わっていて芝生になってましてね。春になると、ぽかぽか暖かくて気持ちいいんですよ。」

「特に綺麗好きというわけではないと思いますけど、そんなにずぼらという事もないと思いますが…」

「…たぶん、駄目です。僕が僕でいられる自信がありません。
本当に、そんなことにならなければいいのですけど。」

「だいたい6時間から8時間くらいです。
血圧が下がると起きていられないので、体調によってばらつきがあるんです。」

「血圧が低くなってしまった時は、それこそ教壇の上ででも寝れると思うんですけどね（笑）
あまり枕は選ばない方だと思います。」

「夜型ですかね。血圧が低いので、朝は寝起きが悪くって…。だいたい、夕方頃からエンジンがかかりますねー。」

「…そうですね、信じたいものは、あります。」

「父と母の存在と…人間としての自分の存在、かな。」

「迷わずに『好き』って言えたら、一番いいんですけどね。…こればかりは、即答しかねるところです。」

「僕なんかの話を最後まで聞いてくれて、どうもありがとうございます。…この時間が無駄でなければ、いいのですが。
どこかで見かけたら、声をかけてくださいね。」